林遣都、共演した元保護犬と登壇「これまで、かわいいかわいいと接するしかできなかったが…」

 映画『犬部!』完成披露上映会が3日、都内にて行われ、キャストの林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大と篠原哲雄監督が登壇。キャストたちは“出演犬”3頭や猫と一緒に登場し、その仲睦まじい様子に観客も癒されていた。

 片野由香による著作を原案に、北里大学に実在した動物保護サークル「犬部」を設立した主人公と仲間たちが学生から獣医師へと成長しながら信念をもって動物愛護に向き合っていく姿を描く。

 本作に出演した保護犬出身の“ちえ”を連れて登壇した主演・林遣都は「動物たちが心揺さぶられる愛くるしい表情を見てほしい」とアピールしつつ、視線はついつい、ちえのほうへ。

 一方、柴犬の“きぃ”を連れた中川は、きぃに合図をして「ワン!」と返事をさせたりジャンプさせるなどトレーナーさながら。サモエド犬の“サモン”を連れた浅香、ゲスト猫の“ミッツ”を抱いて登場した大原も、それぞれ動物たちを気にかけつつのあいさつとなった。

 もともと犬猫好きだったという林は「かわいい、かわいいと接することしかできなかったんですが、この映画の監修の動物プロダクションや獣医師の方に接し方を教わりました。言葉をかけてあげるのが一番と聞き、そうするとどんどん仲が深まった。撮影が終わった後、動物たちから与えられているもののほうが多いと強く感じました」

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