日本青年会議所「TOYP2021」でサーキュラーエコノミーの普及と実践が評価された安居昭博氏がグランプリ受賞
グランプリに輝いた安居昭博氏(撮影・蔦野裕)
安居氏「今、サーキュラーエコノミーがみんなに求められている」
日本青年会議所(JCI JAPAN)の「第35回青年版国民栄誉賞 TOYP(The Outstanding Young Persons)2021」の授与式が7月3日、東京都内で開催され、サーキュラーエコノミーの普及と実践が評価された安居昭博氏がグランプリ「内閣総理大臣奨励賞」に輝いた。
安居氏には「内閣総理大臣奨励賞」「NHK会長賞」、活動支援金100万円が贈られた。またNewsPicks社とのトークセッション番組が作成され配信される。
企業・省庁・ローカルの幅広い分野においてサーキュラーエコノミーの普及と実践を行ってきた安居氏は「僕が受賞したというよりも日本で今、サーキュラーエコノミーがみんなに求められているということで、サーキュラーエコノミーが受賞したということでいいのではないかと個人的に思っています。サーキュラーエコノミーというのは資源循環の仕組みをただ作ればいいというだけではなく、もっと人間の活動や企業のビジネスモデルを通じて、いかにして自然環境にポジティブな影響を与えていって、荒廃してしまっている地球環境をいかに再生していくのか。また社会の中で活躍する機会を得られていない方に、いかにして社会の中でもっと生き生きとしワクワクした活動の場を持ってもらえるかということが重要になってきているので、そういう活動を今日、集まっている皆様と日本でも進めていければと思っています」とスピーチした。