朝久泰央がゴンナパーとの延長にもつれ込む激戦制し悲願のK-1王座獲得【K-1】

朝久(右)の前蹴りが突き刺さる(🄫K-1)

1R開始から朝久がアグレッシブな試合を展開

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~」(7月17日、福岡・福岡国際センター)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ」で王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)に朝久泰央(朝久道場)が挑戦し、延長にもつれ込む激戦の末、朝久が2-1の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座を獲得した

 試合は1R開始直後の朝久の右ローでスタート。朝久はなおも右ミドル、前蹴り、左ロー、左ストレートと矢継ぎ早に攻撃を繰り出していく。ステップワークも軽く、出入りの速い朝久の動きにゴンナパーはなかなか得意のミドルを蹴ることができない。しかし重い右ローを当てるなど、反撃。

 前蹴りを多用する朝久だが、途中、ゴンナパーの顔面や体を蹴ったときに「チクチクした。タイオイルを塗っているのではないかと思った」(試合後の会見)とレフェリーに抗議する場面も。

 その後もゴンナパーの左ミドルにパンチを合わせるなど朝久の動きが目立つ展開に。しかしゴンナパーもラウンド終盤、左ロー、左ミドルが徐々に当たりだす。

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