キラめく、東京。【イルミネーション特集 2021-2022 】
東京がひと際キラめく季節がやってきた。都内各地のランドマークにはカラフルなイルミネーションが輝き、早くもクリスマスツリーが登場した場所もあり、東京がもっとも“映える”タイミングだ。コロナ禍では2回目となるウィンタータイム。工夫と対策をしながら楽しく過ごしたい!
東京の冬の風物詩 「けやき坂イルミネーション」
Roppongi Hills Christmas 2021
六本木ヒルズのクリスマスを象徴する「けやき坂イルミネーション」が10日に点灯。約400メートルにわたる“SNOW&BLUE”の光が映え、これからクリスマスにかけ、街を優しく彩る。点灯を皮切りに、66プラザやウェストウォーク、東京シティービューなどに、個性豊かなクリスマスツリーやオブジェも登場する。
人気のクリスマスマーケットは27日からで、ドイツのシュツットガルトのクリスマスマーケットを再現。ドイツのクリスマス雑貨やグリューワインなどドイツ料理の店舗も並ぶ。
12月7日からは「Expanding Lights〜クリスマスツリー発祥の地、ラトビアからの贈りもの〜」を展開。ラトビアで生まれたクリスマスツリーに込められた「冬の闇に希望のを灯す」誕生ストーリーにちなんで、子どもたちに夢を与えることをテーマにイベントが行われるほか、12月11・12日にはラトビアと中継をつなぎコンサートや街歩きなどが開催される。
【URL】https://www.roppongihills.com/
心が踊る、ヴィヴィッドなクリスマス
MIDTOWN WINTER LIGHTS
東京ミッドタウンの今年のクリスマスのコンセプトは“VIVID”。光の演出が加わったツリーイルミネーションに加えて、スノードームなどさまざまなインスタレーションやオブジェが登場する。
「光の散歩道」ではゴールドの光が街の木々を彩る。17時の点灯と23時の消灯時にはエモーショナルに波打つ演出があり、毎正時には木々が共鳴し合うような調光演出がある。高さ約3メートル、直径約4.5メートルのスノードーム「SNOW LIGHT GLOBE」は四季折々の美しく鮮やかな瞬間を閉じ込めた光の演出が楽しめるほか、12月12日までの期間限定でしゃぼん玉によるスペシャル演出もある(毎正時から12分ごと)。
そのほかにも、クリスマスまで日ごとに彩りを増していく「プレゼントのなる木」も。館内にもさまざまなインスタレーションがあり、クリスマスまで何度も通いたくなる仕掛けでいっぱいだ。
イルミネーションのスタートと同時に、人気のアイススケートリンクも登場する。
【URL】https://www.tokyo-midtown.com/
シャンパンゴールドの光に癒されて
丸の内イルミネーション 2021
それほど車に気を配ることもなく歩ける丸の内仲通りの散策の楽しみを倍増する季節がやってきた。
今年で20年目を迎える丸の内のクリスマス恒例のイベント。丸の内仲通りを中心に、有楽町駅前の東京交通会館から大手町仲通りまで丸の内エリア内の街路樹340本超がシャンパンゴールド色のLED 約120万球で彩られる。
カラフルでにぎやかなイルミネーションとは一線を画すしっとりと落ちついた温かみのあるクリスマスを感じられるのが特長。ショーウィンドーを横目に歩いていると、全長1キロを超える通りもあっという間に歩き切ってしまう。もっと歩きたいときには、東京駅日本橋口前の新ランドマークとなった常盤橋タワー前の屋外広場「TOKYO TORCH Park」へ。こちらにもイルミネーションが点灯する。
コートの裾をひらっとさせ、石畳の上をコツコツといい音をさせながら歩きたい。
【URL】https://www.marunouchi.com/
ポイントは「フォトフレームオブジェ」
東京ドームシティ ウィンターイルミネーション
東京ドームシティのイルミ—ションは、さまざまな仕掛けと工夫で映えるクリスマスを演出。廃木材や流木を使用した「フォトフレームオブジェ」を利用するとトンネル効果やミラーへの写り込みなどの効果で見せたくなる写真が撮れる。
クリスタルアベニューには23万球のLEDライトで飾られた高さ15メートルの巨大ツリーが登場。シャンパンゴールド、白、赤、青、紫、オレンジの6色に変化する。ラクーアエリアの天然ヒマラヤ杉のクリスマスツリーを始め、東京ドームホテルのツリー、黄色いビルの「宇宙ミュージアム TeNQ」にはホワイトを基調に星のオーナメントで飾り付けたクリスマスツリーも展示(11月20日〜2022年1月31日)。ツリーを見て回るのも楽しそう!
【URL】https://www.tokyo-dome.co.jp/illumination/