修斗世界王者・平良達郎がチリのMMA王者を完封。一本勝ちでプロ10連勝【VTJ 2021】

平良(右)のカーフキック(撮影・上岸卓史)

鮮やかなリアネイキドチョークでフィニッシュ

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)のメインイベントで修斗世界フライ級王者の平良達郎(日本/THEパラエストラ沖縄)がアルフレド・ムアイアド(チリ/BLACKHOUSE SANTIAGO)に1R4分12秒、リアネイキドチョークで勝利を収めた。

 平良は今年7月に王者・福田龍彌に挑戦し、1Rに三角絞めで一本勝ちを収め王座を獲得。今回が王座戴冠後の初戦だった。この日の勝利でプロ戦績を10戦10勝とし、10勝のうち5つの一本勝ちと3つのKO勝ちとなった。

 対するムアイアドはチリで開催されているMMAプロモーション「LFN(Live Fight Night)」を主戦場に同団体のエースとして活躍。ムエタイの技術をベースに80%を超える高いKO率を誇り、デビューから8戦で同団体のフライ級王者に輝いている。今回はVTJ実行委員会がABEMA、RISEと外国人選手招へいに向けてのアライアンスを構築。関係各所への粘り強い交渉の末にムアイアドの来日を成功させた。

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