SEGA SAMMY LUXとKADOKAWA DREAMSが首位<Dリーグ開幕戦>
日本発のプロダンスリーグ「第一生命D.LEAGUE 21-22シーズン」(以下、Dリーグ)が14日に東京ガーデンシアターで開幕、SEGA SAMMY LUX、KADOKAWA DREAMSの2チームが同率首位という結果で初戦を終えた。
今シーズンから参入した、dip BATTLESのパフォーマンスで始まった<ROUND.1>。各チームが高ポイントをたたき出すなかで、ひと足先に飛び出したのが、KADOKAWA DREAMSだった。燃え盛る思いをスーツで包んでクールに踊り、オーディエンスをぐいぐいと自分たちが作り出した世界に引きずり込んだ。
1位の結果にリーダーのRyoは「すごくうれしい」とコメント。勝因は「シーズンワンとは比べものにならないクオリティーの高さ」と強調し、完成させていた作品の後半を作り直したことなどを明かした。
また、昨シーズンはオーディエンスポイントを集められずに苦しんだが、オフシーズンにはメンバーが全国に散り、ワークショップなどを行ってきたと話した。
終盤になると、昨シーズンの強豪チームが続々登場。様子見だった審査員も積極的にポイントをつけるようになるなかで、ダメ推しをしたのが、昨年3位だったSEGA SAMMY LUX。自らの持ち味を余すところなく出した作品で印象付けた。
勝因について聞かれると、ディレクター兼リーダーのCanDooは「最初のステップ、そこからの硬い動き、スピードと音ハメな部分。あとは最後の……SEGA SAMMY LUX スピリット。あ、すいません、全部です。言っていったら結局全部や!(笑)」
昨シーズンも初戦を優勝で飾ってスタートを切っていることについて聞かれると、「開幕で1位、スタートダッシュは大事。いいスタートが切ることができました。またすぐあるので気を引き締めて次の作品に臨みたい」。また、「次も1位を狙って。毎回スペシャルな作品をどんどん提供していきますので、楽しみに待っていてください」とアピールした。
CanDooは、今シーズンからディレクターも兼ねることになった。兼務について「ディレクターというと重みがありますが、ファーストストシーズンでメンバーが成長して、一人ひとりの役ができました。僕は個人個人の能力を引き立てて、もっと分厚くなった…SEGA SAMMY LUXを引っ張っていけたらと追います。一戦一戦成長しているので<ROUND.12>になったころは、すごいSEGA SAMMY LUXになっていると思います」と話した。
コロナ禍でのスタートとなった昨シーズンは1レギュラーシーズンは無観客で開催、上位4チームが進んだチャンピオンシップのみが有観客で行われた。今シーズンは開幕戦から有観客。客席はソーシャルディスタンスが保たれた状態で、声を出して盛り上がることはできないが、手やバルーンを打って音を出し、Dリーガーたちを刺激した。
同リーグのアンバサダーを務めるKING&KINGも登場し、ライブパフォーマンスで盛り上げた。
D.LEAGUEは、D.LEAGUEオフィシャルアプリのほか、5G LAB、ABEMA、GYAO!、スポーツナビ、ニコニコ、U-NEXT、Dance Channel、LINE LIVE、WOWOW オンデマンド、スカパーオンデマンドで生配信され、無料で視聴できる。開幕戦の模様もアーカイブ配信されている。
ROUND.2は、25日に開催。