実家訪問から考える、私たちの結婚観「バチェラー4」〈アラサー女子のバチェラー語り3〉第7話〜第8話を考察
婚活サバイバル『バチェラー・ジャパン』シーズン4(以下、バチェラー4)がAmazonのPrime Videoで配信中だ。12月9日には第7話〜第8話が配信され、残る女性メンバーも2人まで絞られた。
そんなバチェラー4を鑑賞しながら、ああだこうだと談義するのがこの〈アラサー女子のバチェラー語り〉だ。今回はアラサー女子3人が参加し、華金の夜にバチェラー鑑賞会を行った。女性たちの実家訪問から派生した、アラサーたちの「結婚観談義」を楽しんでほしい。
〈座談会メンバー〉
Aさん…29歳、物流会社事務。美人ゆえか、恋愛意欲は薄め。だからこそ、恋愛リアリティに刹那的かつ擬似的な「キュン」を渇望している。男性を両親に会わせたことがない。
Bさん…29歳、現在産休中の公務員。恋愛の第一線からは退いているが、結婚前は婚活戦士として5年も戦い抜いた。恋愛視点を失わないために、婚活サバイバーとしてバチェラーを視聴。もちろん両家ご挨拶の経験アリ。
ミクニ(筆者)…29歳、アラサー恋愛コラムニスト。婚活に活きる恋愛テクを学ぶべくバチェラーを視聴。同棲経験済で、彼氏を両親に紹介したことがある。
バチェラーは現実でも緊張する「お宅訪問」の参考書?
第7話の時点で、すでに残る女性は3人のみ。15人+追加女性2名という大所帯で始まったのが懐かしい。残るメンバーは「あざと女王」の休井美郷さん、「パーフェクトビューティー」の鍼灸師・藤原望未さん、バチェラーともともと知り合いだったパーソナルトレーナーの秋倉諒子さんの3人となった。
そんな厳選メンバーで、今回はなんと女性たちのお宅訪問……という名の、両親ご挨拶会だ。現実でも気を使うこの瞬間、他人の話を聞くことはあっても、実際に人の両親の反応を伺えることはまずないため、人生経験という意味でも見る価値がある。
第7話では1時間まるまる使って、3人の女性それぞれの実家をバチェラーが訪問。「結婚するかもしれない人」と両親という、ある意味気まずい時間をじっくり過ごしていく。両親に会わせることもそうだが、実家に異性を連れていくという行為自体、とても緊張することなのだが……。