SDGs未来都市、豊島区役所で「としま子ども会議」16人が4チームに分かれ大人顔負けの意見表明
「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定を受けている豊島区の豊島区役所本会議場で12日、令和3年度「としま子ども会議」意見発表会が行われた。
「としま子ども会議」で開会の挨拶を行う豊島区の高野之夫区長(撮影:荒木理臣)
子どもたちが区政に関するテーマを自主的に決め、意見交換を行う「としま子ども会議」。今年度は6月に本会議の参加者向けに区の取り組みを説明し、その内容を踏まえて小学生から大学生まで16名の参加者が区政に関するテーマを決め、テーマの分野が近い子どもたちで4チームを構成。チームごとに意見交換や調査を行ってきた。
豊島区の高野之夫区長は「これからどんどん社会が変わり、さまざまな展開をしていきますが、SDGsの17の目標に対して2030年のゴールを目指し、これからの世界をみんなで変えていこうという大きな取り組み」と挨拶し、子どもたちに「このような雰囲気の中で少し緊張しているかもしれないけど、今まで勉強したものを心置きなく発表してもらいたい」と呼びかけた。その後、NPO法人SLCの幅野裕敬代表理事が令和3年度実施を振り返り、いよいよ各チームの意見発表に。