「バチェラー4」を振り返って 最後まで残った女性の共通点と、結婚に必要なもの〈アラサー女子のバチェラー語り4〉
婚活サバイバル『バチェラー・ジャパン』シーズン4(以下、バチェラー4)がAmazonのPrime Videoで配信中だ。12月16日には最終話が配信され、いよいよ黄皓氏のバチェロレッテから続く”再生の旅”が完結した。
この数週間、職場に行っても友人と会っても、口を開けばバチェラーを話題にあげてしまったり、そんな場面に出くわすことが多かったという人もいるだろう。街のクリスマス気分を味わいながら、ロマンス映画のようなバチェラーを見ていると、なんだか自分も恋したくなった
そんなバチェラー4を鑑賞しながら、ああだこうだと談義する〈アラサー女子のバチェラー語り〉も今回で最終回。今回はアラサー男女3人が参加し、華金の夜にバチェラー鑑賞会を行った。最終回を踏まえて、私たちの心を踊らせてくれたバチェラー4を振り返りながら、自身の結婚観・恋愛観のアップデートをはかる。
〈座談会メンバー〉
Aさん…29歳、物流会社事務。美人ゆえか、恋愛意欲は薄め。だからこそ、恋愛リアリティに刹那的かつ擬似的な「キュン」を渇望している。
Bくん…27歳、起業家。4代目バチェラーと同じフィットネス業界で事業を展開しており、自称「黄さんとは考え方が近いはず」の人間。忙しさゆえになかなか恋人ができないため、恋愛テクを盗むべくバチェラーを視聴。
ミクニ(筆者)…29歳、アラサー恋愛コラムニスト。彼氏もいないため、婚活に活きる恋愛テクを学ぶべくバチェラーを視聴。
秋倉諒子と休井美郷の共通点
最終話に残ったのは、黄氏ともともと友人だったパーソナルトレーナーの秋倉諒子さんと、小動物系の見た目と意外な純粋さで最後までバチェラーの恋心をくすぐり続けた休井美郷さんだ。外見は対照的な2人ながら、歳は同い年の30歳。黄氏とは年の差5歳ということになる。
ミクニ「仕事で結婚相談所に取材することが多い時期があったんだけど、男性は5個下くらいの女性に申し込みする人が多いって話を何回か聞いたことがあるよ」
Aさん「一概には言えないけどそれ以上下に離れすぎると、生活でもジェネレーションギャップが気になってくる気がする。中盤で別れていった20代前半の桑原さんや青山さんなんかは、黄さんの冷静さと彼女たちの子供っぽさのギャップは気になったし」
Bくん「そういう意味ではすごく現実的なラインだったんだろうね。2人とも冷静でフラットなタイプで、それでいてマウント気質でもないじゃん。合理思考の黄さんと論破戦争が起こることもなさそうだし、いい選択をしているように見える」