12・26代々木でのUNIVERSAL王座調印式は大荒れ。佐々木大輔と高梨将弘が大乱闘でさらに遺恨深まる【DDT】

会見で缶ビールをあおる佐々木

 DDTプロレスが12月21日、東京・渋谷区のAbemaTowersで今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」(12月26日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に向けて記者会見を行ったが、DDT UNIVERSAL選手権(王者・佐々木大輔vs挑戦者・高梨将弘)の調印式は大荒れとなり、両者の遺恨がさらに深まった。

 会見にあたって、佐々木は「出席したくない」との理由で姿を見せず、事前に調印書にサインを済ませていた。かたや、どう見ても別人と思われる男が高梨っぽい格好をして着席。今林久弥GMが「バリヤンアッキ選手ですよね?」と問うも、男は「高梨です。ナマステ」と否定。今林GMは不審に思いながらも、男が“ひらがな”でサインを入れた。

 ここで、欠席のはずの佐々木が現れ「オマエ、カレーだろ!?」と言うや、男を襲って靴で殴打し、クロス・フェースロックで絞め上げた。そこに、ホンモノの高梨が入って、佐々木と大乱闘に発展。高梨は「関係ないアッキになんてことするんだ。巻き込むなよ。チョコプロの選手に手を出しやがって! 覚えとけ」と捨てゼリフを吐いて退席。

 佐々木は同15日配信のチョコレートプロレスの大会に乱入し、高梨を襲撃しており、2人の抗争はエスカレートするばかりとなった。

 一人残った佐々木は例によって、缶ビールをあおりながら「あそこ(チョコプロの会場)は市ヶ谷の土地がもったいない。あの部屋をモノにして、俺が家賃収入を得てやる。俺が大家になる」と乗っ取りプランをぶち上げると、一方的に会見を打ち切った。