「妖精」伊藤沙莉への胸キュンセリフに「悪魔」池松壮亮は「一番言いたくないセリフだった」

 

 映画『ちょっと思い出しただけ』東京プレミア上映会が23日、都内にて行われ、W主演を務めた池松壮亮、伊藤沙莉と、主題歌を担当したクリープハイプの尾崎世界観、松居大悟監督が登壇した。

 ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観がジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに、松居大悟監督が書き下したオリジナルラブストーリー。

 池松は旧知の尾崎、松居監督と作り上げた作品に「20代前半はよく一緒にいた。自分の青春と言っても過言ではない人たちとまた再会し、青春に決着をつけながらも新しいものを生み出そうという気持ちでした」と思いを語った。

 伊藤は「松居監督が台本を作るにあたって私にインタビューされて。どういうときにケンカする?とか、恋愛観を聞いてそれを反映してくれた」と笑顔で振り返ったが、池松は久しぶりのラブストーリーに「照れ臭い」の一点張り。「夢で待ち合わせね」というセリフには「一番言いたくないセリフでした。なんでこんなの書いたのと(松居監督に)聞いたら“オレけっこう言う”って」と信じられないという表情。伊藤は「私はけっこう好きと言ったら池松さんは“ええ~”って(笑)。感じ方はいろいろあるんだなと思いました」と苦笑した。

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