3・19両国でプリプリ王座を争う山下実優と中島翔子がバチバチに火花【東京女子プロレス】

中島にジャンピングキックを放つ山下

山下「前哨戦も全部私が勝ち切る。両国でも中島を倒してベルトを防衛したい」

 東京女子プロレスが2月11日、東京・後楽園ホールで「Positive Chain ’22」を開催。3月19日、東京・両国国技館でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者の山下実優と挑戦者の中島翔子が早くもバチバチに火花を散らした。

 この日の第5試合で、山下は角田奈穂、小橋マリカと組み、中島、坂崎ユカ、瑞希組と対戦。髪をバッサリ切って登場した中島はトップロープからのライダーキックをたたき込めば、山下は雪崩式アティテュード・アジャストメントを決めるなど、過剰に意識。最後は山下がSkull Kickを中島に決めるも、その間に坂崎がマジカルメリーゴーランドで小橋を沈めて3カウントを奪い、中島組が勝利した。

 中島は「結果は出せたけど、次への反省点が見えた。最後のSkull Kickは目の前が真っ白になる技だと体感できた。次は絶対食らわないようにしたい」と反省も忘れず。山下は「中島とのシングルっていう戦いのなかで、私の強さをアピールできたかな。両国まで前哨戦、1回、2回あるかな。それも全部私が勝ち切る。両国でも中島を倒してベルトを防衛したい」と自信を垣間見せていた。

東京女子プロレス「Positive Chain ’22」(2月11日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 15分一本勝負
○宮本もか(6分2秒、羅生門)遠藤有栖●

◆第二試合 20分一本勝負
○ハイパーミサヲ&桐生真弥&ラム会長(10分36秒、片エビ固め)朱崇花&猫はるか&鳥喰かや●
※ハイパミ・リターンズ

◆第三試合 15分一本勝負
●鈴芽(11分14秒、片エビ固め)荒井優希○
※Finally

◆第四試合 20分一本勝負
沙希様&○メイ・サン=ミッシェル(11分54秒、ラ・レボルシオン)らく&原宿ぽむ●

◆第五試合 20分一本勝負
山下実優&角田奈穂&●小橋マリカ(14分8秒、片エビ固め)中島翔子&坂崎ユカ○&瑞希
※マジカルメリーゴーランド

◆セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○伊藤麻希(11分37秒、伊藤デラックス)上福ゆき●〈挑戦者〉
※第7代王者が初防衛戦に成功。

◆メインイベント 第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦
○辰巳リカ&渡辺未詩(20分30秒、片エビ固め)天満のどか●&愛野ユキ
※ミサイルヒップ。白昼夢が第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント優勝。