寧仁太・アリが延長の末、松岡力を破り王座獲得「このベルトは皆さんに捧げます」【Krush.134】
第10代王者となった寧仁太・アリと師匠の梶原龍児代表(撮影・蔦野裕)
松岡は初防衛に失敗
「Krush.134」(2月20日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われたKrushウェルター級タイトルマッチ」で挑戦者の寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)が延長にもつれ込む激戦の末、2-1の判定で王者・松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)を破り、第10代Krushウェルター級王者となった。
松岡は昨年4月に加藤虎於奈を破り王座を獲得。今回が初防衛戦。昨年9月にはK-1横浜大会で行われた「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦でマキ・ドゥワンソンポンにKO勝ちを収めたものの、準決勝で安保瑠輝也にKO負けを喫した。
挑戦者の寧仁太は昨年6月に元Krushウェルター級王者の山際和希と対戦し勝利を収めプロ戦績を5戦5勝(4KO)とし、K-1横浜大会では第2代ウェルター級王座決定トーナメントに抜擢。1回戦で小嶋瑠久に判定勝ちを収めたものの、準決勝では優勝した野杁正明の前に1RKO負けを喫し、こちらも今回が再起戦となる。