フレンチ×洋食の銀座「tcc GINZAの洋食」からホワイトアスパラとホタルイカの春メニュー
東京・銀座の洋食店「tcc 銀座の洋食」にて、季節限定メニュー「フランス産露地栽培ホワイトアスパラとホタルイカとアンチョビのバター焼き」の販売がスタートした。名店「タイユバン・ロブション」や「フォーシーズンズホテル丸の内」を経験した飯田卓也総料理長を迎え、“伝統と革新”をテーマにフレンチの技法を用いた新しい洋食を提供する同店。季節限定メニューのほか、コースメニューの逸品を振る舞う試食会を取材した。
東京メトロ「銀座駅」A5出口より徒歩1分、銀座四丁目交差点を見下ろす抜群のロケーションに位置する「tcc 銀座の洋食」。中でも、和洋のスイーツと洋食のセイボリーを檜の岡持ちに詰め込んだアフタヌーンティーが人気を博している。
季節限定メニュー「フランス産露地栽培ホワイトアスパラとホタルイカとアンチョビのバター焼き」は、ホワイトアスパラを焦がしバター、アンチョビ、ホタルイカと共にソテーしている。飯田シェフは「ちょうど今の時期にフランスから輸入される露地栽培のホワイトアスパラは、ハウス栽培のものと違って根元がほろ苦く、先端に行くほど甘みがあります。春が来たなという苦味やインパクトが好きでこの季節によく使います」と説明する。
試食メニューのスタートは「GINZAの洋食スペシャリティコース」より「前菜3種盛り合わせ」。この日はフォアグラと卵のテリーヌ、鮎の魚醤でマリネしたぶりのカルパッチョ、にんじんのムースとコンソメジュレ。コクのあるテリーヌにオレンジとマヨネーズのソース、脂ののったカルパッチョに醤油のヌーべ(泡ソース)などの組み合わせが新鮮。甘い部分だけを使用したにんじんのムースは独特の甘みが味わえる。器は世界のシェフに愛される「カマチ陶舗」製。