MMAデビュー戦の貴賢神「最初から負けることを考えてやる奴はいない」。引退試合の髙阪剛「すべてを出し切る試合をしたい」【RIZIN】

揃って公開練習を行った髙阪剛(右)と貴賢神

「RIZIN TRIGGER 3rd」で関根“シュレック”秀樹と対戦

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神(フリー)と「RIZIN.35」(4月17日、同)に出場する髙阪剛(ALLIANCE)が3月31日、揃って公開練習を行った。

 貴賢神は関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と総合格闘技デビュー戦、髙阪は上田幹雄(BRAVE)を相手に引退試合に臨む。

 貴賢神はMMA転向にあたり髙阪のもとでトレーニングを積んでいる。この日の公開練習ではマススパーリングと相撲の稽古の差し合いを行った。

 貴賢神は幼少期に空手やキックボクシングを習っていたことからハイキックもスムーズに出すなど非凡な動きを見せた。相撲からMMAにアジャストする中で「突っ張り、突きとパンチは全然違うので、まったく別物。力士のときからずっとグーを握りたかったので、やっとグーで握れるなという感じです」と、カード発表会見での「顔面の骨を折って、勝ちたいと思っている」という過激な発言を思い出させるコメント。

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