約2年8カ月ぶりの復帰戦でTKO勝ちの征矢貴「ファンのみなさんがいる限りは僕は不死身です」【RIZIN TRIGGER】
約2年8カ月ぶりの復帰戦に臨んだ征矢
「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で征矢貴(パラエストラ松戸)が約2年8カ月ぶりの復帰戦で中務修良(NO MAD)と対戦し2RTKOで勝利を収めた。
征矢は修斗で2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得するなど将来を嘱望されるも難病のクローン病を患い、2017年5月の試合を最後に戦線離脱。そこから2年ぶりとなる復帰戦で2019年6月にRIZINに初参戦を果たすと川原波輝を相手に1RKO勝ちで見事に復活。2戦目となった村元友太郎戦も2RでTKO勝ちを収めるなど、同じような難病に苦しむ全国の人たちに勇気と元気を与えるファイトを展開した。しかしその後、ケガとクローン病の再燃で再び戦線離脱を余儀なくされていた。
中務は大阪発祥の金網総合格闘技「Wardog Cage Fight」でプロデビューを果たし、2019年には第2代WARDOGストロー級王座を獲得。2021年10月には「Wardog Cage Fight 34」でMagisaをリアネイキッドチョークで沈め、今年1月の「GLADIATOR 16」では蒔田伸吾をプアンドアウトしTKOを勝利を飾り、現在2連勝中のグラップラー。