土に触れて、春を感じる。〈黒谷友香の「友香の素」vol.345〉
皆さん、こんにちは! もう5月だなんて、早いですよね〜。
この数日間は、半袖でも丁度良いぐらいの紫外線たっぷり、まるで夏の様な太陽ギラギラの昼間だったと思えば、風が強く吹き荒れる肌寒い夜があったり。この寒暖差どうしたんだ⁉という日が続いてますよね。
以前はもう少し、季節の移ろいをきちんと感じられて春から夏に以降する時間がちゃんとありませんでしたか? そんな事ないのかな⁇ 春になると咲く球根類のチューリップやムスカリ、水仙なんかが沢山咲いて庭が綺麗な時期にガーデンがある千葉に居なくて、東京で過ごしていたからかな。
先日、久しぶりの千葉、ガーデンに行ったらハーブや花たちがぐぐぐーっと大きく成長していてびっくり! 根元の方まで短く切り戻してあったハーブは株の間から、今年の新芽が元気に姿を見せてくれてました。
ガーデニングってやっぱり良いなぁとほんわかしてるのも束の間、ふと周りを見渡せば…。雑草が、めっちゃ生えてるじゃあないですか! 美しく整えられていたあの庭はどこ? 同じ場所なのかこの夏の様な陽射しと戦いながら、まずは雑草抜きから始めないと。またキャディさんスタイルで完全日焼け防備の格好しないとなぁ。
頑張ってやるしかないなっとブツブツなんだかんだ言ってますが、こういう土に触れる作業は季節感を感じられるから私にとっては大事な時間だったりするんです。植物の成長を感じながら、せっせと雑草抜く。土を掘ってると色々な虫に出会う。この間、ナスタチウムの花を植えようと穴を掘ってたら、ゴロンっと大きなカブトムシの幼虫を掘り出しちゃってびっくり!幼虫もびっくりしただろうけどね(笑)。ごめんね〜と言いながら土の中にお返ししました。
季節の移ろいを直に感じてほっこりとするこんな小さな体験が、私は自分をリフレッシュする事につながっている。だから、私はガーデニングが好きなのかもしれません。