44歳・所英男が21歳・神龍誠と対戦。「おじさんの未来も輝いているはず。RIZINであと3試合する」とベテランの意地【RIZIN.37】
神龍(後方)の挑発に所はこの表情
「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が6月24日、都内で開催された。
44歳の所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)がフライ級に階級を落とし、現DEEPフライ級統一王者で21歳の神龍誠(フリー ※試合時は22歳)と対戦する。
神龍に「今回のテーマはオヤジ狩り」と挑発された所は「自分たちおじさんの未来も輝いているはず。RIZINであと3試合する」などとベテランの意地を見せた。
所がMMAルールで試合をするのは2020年大晦日の太田忍戦以来となる。
会見の冒頭、榊原信行CEOが神龍について「フライ級で日本のトップと言っても過言ではない」とコメントすると神龍はこれを受け「フライ級日本最強の神龍誠です。対戦相手の所選手、引退試合で俺のような天才とやれて本当に良かったと思います。今回のテーマはオヤジ狩りなので残酷にボコボコにします」と挑発する。
これに所は苦笑しながらも「またRIZINでRIZINルールでさいたまスーパーアリーナのリングに立てて、うれしいですし興奮しています。神龍誠選手は日本でトップの選手。かっこよくて強くて、みんなが憧れる選手になっていると思う。“負けねえぞ”という気持ちと、“3Rやり切ってやる”という気持ちを自分に言い聞かせて毎日過ごしています」と淡々とコメント。