山下実優&伊藤麻希が3年ぶりの福岡凱旋で勝利。「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」【東京女子プロレス】

勝利を収めた伊藤(左)と山下

 東京女子プロレスが6月26日、福岡・西鉄ホールで「TJPW CITY CIRCUIT~福岡公演~」を開催。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年の中止を経て、約3年ぶりの地元凱旋となった山下実優と伊藤麻希が“121000000(ワントゥーミリオン)”としてメインイベントに登場した。

 山下と伊藤はこの日、現プリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子と愛野ユキのコンビと対戦。地元だからなのか、珍しく組体操式ヘッドバットに成功して気をよくする2人。途中、伊藤が捕まり、山下も足を攻められ動きが止まる場面もあったが、終盤には山下のヒザと伊藤のヘッドバットのサンドウイッチ攻撃から、山下が愛野にSkull Kickをズバリと決めて凱旋試合を白星で締めくくった。

 試合後、伊藤は「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」と色気を見せ、山下は久々のタッグ結成に「私は離れていても好きだから」とキッパリ伝えるも、伊藤からは「いいです、そういうの。やめてください」と一蹴されていた。

東京女子プロレス「TJPW CITY CIRCUIT~福岡公演~」(6月26日、福岡・西鉄ホール)
◆オープニングマッチ 15分一本勝負
○宮本もか(6分13秒、羅生門)鳥喰かや●

◆第二試合 ワンスプレーOKルールマッチ 15分一本勝負
○ハイパーミサヲ(8分2秒、片エビ固め)遠藤有栖●
※ハイパミ・リターンズ。お互いに1回ずつならスプレー攻撃が認められる特別ルール。

◆第三試合 20分一本勝負
○乃蒼ヒカリ&角田奈穂(9分35秒、体固め)鈴芽&猫はるな●
※ブリザード・スープレックス

◆第四試合 3WAYマッチ 15分一本勝負
○辰巳リカ vs 上福ゆき vs らく●
(7分20秒、体固め)
※ミサイルヒップ

◆セミファイナル 20分一本勝負
○坂崎ユカ&瑞希&桐生真弥(13分13秒、片エビ固め)渡辺未詩&原宿ぽむ●&荒井優希
※マジカルメリーゴーランド

◆メインイベント 20分一本勝負
中島翔子&●愛野ユキ(16分55秒、エビ固め)山下実優○&伊藤麻希
※Skull Kick