清野菜名のアクション練習をやってみた山﨑賢人「やらなくていいと言われた(笑)」
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』初日舞台挨拶が15日、都内にて行われ、山﨑賢人、吉沢亮、清野菜名、大沢たかおと佐藤信介監督が登場。互いの見せ場を絶賛し合った。
中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん 演・山﨑賢人)と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・嬴政(えいせい 演・吉沢亮)を壮大なスケールで描く、原泰久による同名漫画を映画化した大ヒット作、待望の続編。
「熱量が『キングダム』の魅力」と、キャストスタッフ一丸となって作品に注いだ熱量を振り返った山﨑。大沢は「山﨑くんも清野さんもスタント無しでアクションをやっていて、これほど動く俳優さんがいるんだと毎日衝撃を受けていた」と振り返ると、山崎は「『1』が終わってからも、ちょこちょこ練習を続けていたんです。『2』をやるだろうと思って。前作は1対1のアクションが多かったんですけど、今回は1対多勢だったり、馬に乗ったり。馬上戦の修行もさせていただきました」と振り返り、吉沢も「すごかった!」と拍手。
その吉沢は、こだわったところを聞かれると「椅子の座り方ですね(笑)。腕を組むことが多いのですが、バサッと袖を振る動きを1回やってみたら自分でもいいなと思って。でも完成作を見たら、次のシーンでもやっていて、味をしめちゃってる感が出て恥ずかしくなりました(笑)」と苦笑。そんな吉沢に山崎は「メチャメチャかっこよかったです。王のオーラが出てました。いろんなことを乗り越えて座っているんだなと思えて、すごくかっこよかった」と吉沢の“座る姿”も絶賛した。
天才的な女性剣士・羌瘣(きょうかい)を演じる清野は「すごく強いキャラクターなので、なるべく立っているとき以外、無駄な動きをしないで強く見せようとか、アクションをなるべく早く見せるための変化球的な動きを入れたりリズムを意識しました」。清野と一緒によく練習をしていたという山崎は「信と羌瘣の練習メニューが違っていて、羌瘣のもやりたいなと思ってちょっとやってみたら“信はそれやらなくていいから”と言われた(笑)。信は力強くバッっとやる感じだけど、羌瘣は柔らかくしなやかに舞うような動き。美しかったです」。
最後に山崎は「本当にパワーにあふれている作品なのでこのパワーを受け取って最高の夏にしてもらえたら」とアピールした。
『キングダム2 遥かなる大地へ』は公開中。