坂崎ユカが8・13&14後楽園での「東京プリンセスカップ」に向け優勝宣言「夏を超えて苦手意識を克服したい」【東京女子プロレス】

 東京女子プロレスの夏のシングル最強を決めるトーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が大詰めを迎えた。8月13日の東京・後楽園ホールで準決勝(山下実優vs渡辺未詩、坂崎ユカvs鈴芽)、14日の後楽園で決勝を行う。そこで、準決勝を控え、初制覇を目指す坂崎に現在の心境を聞いた。

「東京プリンセスカップ」初制覇を目指す坂崎ユカ

――昨年は米国遠征のため夏のトーナメントは欠場されましたので、2年ぶりの出場になりますね。
「トーナメントなので、夏は連戦が多いんです。去年の夏はみんなと一緒にいなくて、さびしい思いはありました。種目は違えど、甲子園に出てないような気持ちになりました」

――1回戦は若手の鳥喰かや選手との対戦になりましたが、トーナメントは負けられないので、相手が若手であろうと、絶対取らないといけないという気持ちでしたか?
「そうですね。今のみんなのモチベーションがどこに向かってるかは正確には分からない。内に秘めてるものは、プロレスを通して、ようやく感じられるものなんで。試合をしてみないと、どう化けてくるか分からない。1試合1試合ドキドキしてます。どんな相手であろうとも。トーナメントにかける思いだったり、自分自身どれだけかけてるかで勝敗は変わってきます。相手が若手であっても、一歩一歩気が抜けないです」

――2回戦はシードで、準々決勝は乃蒼ヒカリ選手が相手でした。彼女はインターナショナル・プリンセス王座を一時保持して、場数を踏んで成長した部分もあったと思いますが。
「前にやったシングル(2021年12月11日、大阪・アゼリア大正)は7分1本勝負だったんです。そのときは7分しかなかったんで、そのなかで勝敗を決める試合だったんですけど、そのときからがむしゃら感は伝わってました。今回のほうが、より自分自身に合った技とか体得してるのかなって感があったので、変わりたいんだなって、すごく感じて。愛情が持てました」

1 2 3>>>