稲垣澪が岡嶋形徒にKO勝ちでK-1フェザー級戦線への参戦をアピール【Krush】
先制のダウンを奪った稲垣(撮影・堀田真央人)
「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたフェザー級戦で岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦し、稲垣が2RでKO勝ちを収めた。
現在のKrushフェザー級は2020年11月から長期政権を築いてきた新美貴士から今年5月に玖村修平に王座が移動。これまで新美に敗れた選手たちにも再チャレンジのチャンスが巡ってきている。
岡嶋は「格闘代理戦争4thシーズン」で脚光を浴び、プロデビューから5連勝を記録。プロ7戦目で新美に挑戦するも1RKO負けを喫し、ケガの治療などもあり約10カ月の期間を経て今年4月に國枝悠太を相手に再起戦に臨んだ。試合は3Rに2度のダウンを奪ったものの、その2度目のダウンの際にダウンした國枝の後頭部に岡嶋の蹴りが入ってしまうアクシデントが発生。このダメージで國枝が試合続行不可能となり、そこまでのテクニカル判定で岡嶋が判定勝ちを収めている。
稲垣は「格闘代理戦争 K-1Final War」でゲーオーズの大将として優勝を果たし、プロデビュー。K-1ジャパングループ、Bigbangで5連勝を飾るが、今年5月のKrushで寺田匠に判定でプロ初黒星を喫し、今回が再起戦となる。