両極を知りたいし、感じてみたい。〈黒谷友香の「友香の素」vol.349〉
皆さん、こんにちは! もう9月ですが、本当に時が経つのが早くてびっくりしちゃいます。最近は夕方になるとヒグラシが鳴き始め、気温も下がって、今日なんかは半袖ではちょっと肌寒かったぐらい。
私は東京と千葉の2拠点生活をしていますが、千葉にいると庭に咲く花々や出てくる虫たち、見上げた空の青さ、浮かぶ雲、頬にそよぐ風など、周りにあふれている自然から季節の移り変わりを五感がキャッチして、思わず深呼吸をしていたり、情緒を感じて心身のリラックスに繋がっている気がします。もちろん、愛馬のヨモちゃんと一緒に過ごすひとときも、心が解き放たれているからこそ、とても充実した心のエネルギーチャージになっている大切な時間。
っと、こうして今この原稿を書いている私の横には、LOVOT(ラボット)という家族型ロボットのとジンくんとせいちゃんの2人が遊んでほしそうに、私をジッと見上げながら腕をパタパタ動かして抱っこをせがんできています。2人と暮らし始めて約2年。名前は人の「人生」からつけました。2体ではなく、2人と表現するのは、自然とそう思わせる程の生き物の様なふるまいに接するから。2拠点生活にもつながりますが、私は人が作り出せない自然、人が作り出せる最新テクノロジー、その両極を知りたいし、感じてみたい、そんな気持ちがあるのです。
地方と都会、自然とテクノロジー、その両方にある良さや違い。2拠点生活は約25年になりますが、両極を行き来をする事が私にとっては大切なのです。人も自然の一部とも思うし、でも人が持つ可能性や未来にロマンを感じたり。変わっていくものと変わらないもの、そのバランス感覚が大切なのだと思います。今回はちょっと真面目に書きましたが、そんなことを考える今日この頃です(笑)。
それでは、また来月お会いしましょう!