【News Pick up July-September】エリザベス英女王が死去/自民党議員と旧統一教会/為替介入
9月19日に行われた国葬の模様(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
エリザベス英女王が死去。昨年死去したフィリップ殿下とともに眠る
英国のエリザベス女王が9月8日、静養中だったスコットランド・バルモラル城で死去した。96歳だった。女王はイギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位していた。
女王が眠る棺を乗せた霊柩車は11日にバルモラル城を出発し、スコットランドのエディンバラに向かった。沿道では多くの国民がその車列を見守った。女王の棺はホリールードハウス宮殿で一晩安置され、12日には市内のセント・ジャイルズ大聖堂に移された。安置されている13日までに多くの国民が弔問に訪れた。その後、空路で移送された棺は14〜19日までウェストミンスター宮殿に安置され、ここでも多くの国民が弔問に訪れた。19日には隣接するウェストミンスター寺院で国葬が行われ、各国の要人など2000人以上が参列した。葬儀の後、埋葬先のウィンザー城に向かう沿道でも大勢の人々が集まり弔意を示した。
女王の棺は昨年4月に亡くなったフィリップ殿下とともにセントジョージ礼拝堂の一角に埋葬された。女王とフィリップ殿下は生前「どちらが先に亡くなっても一緒に埋葬されるまで待つ」と約束していたとのことで、殿下の遺体は埋葬されずに礼拝堂内に一時保管されていた。