山口乃々華「こういう気持ちは初めて」最新舞台『SERI~ひとつのいのち』が6日開幕
左から、和田琢磨、山口乃々華、奥村佳恵
俳優の山口乃々華が主演する舞台作品、conSept Musical Drama #7『SERI~ひとつのいのち』が6日、銀座の博品館劇場で開幕する。初日公演に先立って、山口、奥村佳恵、和田琢磨が挨拶した。
千璃を演じる山口は、初日公演を控えて、「緊張はありますが早く見ていただきたいというワクワクした気持ちの方が強いです。今までは緊張でおなかが痛くてトイレから出られないみたいなタイプだったので、こういう気持ちになるのは初めてです。時間を丁寧にかけて稽古をしてきたので早く見ていただきたい」と、清々しい笑顔。
父親役を演じる和田も「温かい作品に仕上がったと思います。お客様に作品の雰囲気、我々全員の雰囲気を感じ取っていただきたいです。本当に多くの方に世界観とSERIの生き方、生き様を知っていただきたい」と、胸を張る。
ニューヨークで暮らす親子の実話『未完の贈り物』を原作としたオリジナルミュージカル。タイトルは主人公となる、目が見えず話すこともできない少女・千璃(セリ)のこと。両目の眼球がないという障がいを抱えて生まれて来た彼女が感じたかもしれないことに想いを巡らせながら、彼女を見守る夫婦の葛藤、苦しみから育まれた愛、命が教えてくれるきらめきなどを、生演奏と共に描く。