サッタリが母国イランの女性たちにメッセージ「みんなに自由になる権利がある」【K-1】
ステファン・ラテスクとの対戦が決まったサッタリ
Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF)が10月26日、母国イランの女性たちにメッセージを送った。
サッタリはこの日、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見に出席し、会見の最後に「今日、ここでひとつ言わせていただきたいんですが、自分の母国のイランのために“フリーダム”と“自由はみんなのためにある”ということをメッセージとして伝えたい。誰にでも自由を得る権利はありますし、人を愛する権利もあります。母国イランの女性のみんなに“フリーダム”と“自由になる権利がある”ということを伝えたいですし、それは世界中の皆さんにも伝えたい。こうして自分とともに応援してくださる、戦ってくださる方にも改めて“ありがとう”と感謝の言葉を言いたい」と語った。
イランでは9月に首都テヘランでヒジャブ着用を義務づける法律に違反したとして、22歳のマフサ・アミニさんが道徳警察に逮捕・拘束され、その後死亡するという痛ましい出来事があった。これを受け世界中で抗議行動が起こっており、サッタリの発言もこの出来事に起因したものと思われる。