勝村周一朗、地元でのガンバレ世界無差別級王座戦で無念の惜敗。12・27後楽園で渡瀬瑞基が王者ジャクソンに挑戦【ガンプロ】
体格差がありながらも勝村は真っ向からエルボーを打ち込む
ガンバレ☆プロレスが11月3日、横浜ラジアントホールで「汚れた英雄2022」を開催。地元出身の“リアルタイガーマスク”勝村周一朗がハートリー・ジャクソンの保持するスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑むも惜しくも敗れ、凱旋試合での戴冠はならなかった。
挑戦者の勝村が172センチ、70キロであるのに対し、王者のジャクソンは183センチ、135キロで圧倒的な対格差がある。まず勝村はマットに腰を下ろし、猪木アリ状態で誘って関節を狙い、ローキックを連打。ジャクソンがショルダータックルをかますと、勝村は前蹴りからショルダータックルで倒す。場外戦になるとジャクソンがイス攻撃。リングに戻ると、ジャクソンは串刺し式チョップ、ボディーアタックなどで猛攻。10分過ぎ、勝村は怒涛のミドルキック連打。スリーパー、腕十字、三角絞めを決めにいくと、ジャクソンはなんとかエスケープ。ジャクソンのエルボーと勝村のミドルキックの応酬から、勝村がヒザに低空ドロップキックを見舞えば、ジャクソンは後頭部へのラリアットで反撃。勝村はトリプルスリー3ロックを仕掛けるも、ジャクソンの体躯の大きさから極めきれたのは「2ロック」まで。必殺のニンジャチョークもジャクソンは強引に投げ捨てた。エルボーのラリーから、勝村がスピンキックを繰り出すも、ジャクソンはラリアットからジャンピング・パイルドライバーを叩き込んで3カウントを奪い、熱闘に終止符が打たれた。