サッカーW杯開会式にモーガン・フリーマン、BTSのジョングクらが登場。「距離を縮めよう」をテーマにさまざまな演出

大会公式マスコットの「ライーブ」(写真:新華社/アフロ)

 サッカーの「FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022」が11月20日、開幕した。今大会に向け新設されたアルバイトスタジアムでは開幕戦となるカタールvsエクアドル戦を前に開会式が行われた。

 開会式のテーマは「距離を縮めよう」というもの。米国の俳優モーガン・フリーマンのナレーションからスタートし、暗転したスタジアムの上空から2本の光の橋が下りてくると、その橋を歩いてフリーマンと上半身だけで腕を使い前に進む民族衣装の男性がその中央で出会い「分断」や「連携」といったテーマで会話を交わす。この男性は大会アンバサダーの一人カリム・ムスタファ氏。生まれた時から下半身がないという。

 その後も参加32チームの応援歌がアレンジされた音楽が流される中32チームのフラッグを持ったパフォーマーが踊ったかと思えば、過去の大会のオフィシャルソングをアレンジしてつなげた曲の中、かつての大会のマスコットが登場するなど、やはり「連携」や過去から続く「歴史」といったものを感じさせる演出が続く。

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