木村ミノルが今後の展望を語る「ヒジありのムエタイをやりたい」「格闘技界の百獣の王になる」
ヒジ打ちのポーズを決める木村
前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルが12月23日、「ヒジありのムエタイをやりたい」と意外な目標を口にした。
木村は28日には10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(東京・両国国技館)に出場し、RIZINファイターの矢地祐介(フリー)と対戦する。この日はその公開練習が行われ、その中で今後の動きについてもコメントした。
木村は昨年12月にK-1を“卒業”。そしてボクシング転向を表明していた。そんな中で今回の追悼大会への参戦となったのだが、この日は「日本の格闘技界でできることを全部やっていきたい。いろいろなジャンルの格闘技をやりたい。ボクシングもいずれやりたいが、協会に入って格闘技人生をささげるというのは、いろいろやってみてあまり僕には向いてないというかあってない部分も多かったので、日本の格闘技界で活躍して、自分の存在感とかを示していければ」などと語った。日本ではプロボクサーとしてリングに上がる間は他の格闘技のリングで試合をすることができないため「思ったより制限が多いなと。でもいずれいろいろと(環境が)整ったらチャレンジしたい。格闘技人生は長いのでいずれはやりたい」とも続けた。