ラファエル・ロバトJr「猪木さんが導いてくれたことは感謝している。サムライスピリッツを持って戦いたい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】
待望の初来日を果たしたラファエル・ロバトJr
10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に海外から出場する選手たちが12月26日、都内でインタビューに応じた。
世界柔術選手権ムンジアル王者で元Bellatorミドル級王者のラファエル・ロバトJr(柔術/米国)は今回の出場について「日本で戦うことは子供のころからの夢だった。なかなか叶うことはなかったが、あきらめることなくやってきていた。今、ちょうどコロナ禍が終わりかけているところでマネジャーから日本での試合がある、選手を探しているという話を聞き、チャンスだと思って、ぜひやりたいと伝えた。猪木さんが亡くなったのは残念なことだが、猪木さんがこういうところに導いてくれたことは感謝しているし、サムライスピリッツを持って戦いたい」などと語った。
猪木さんについては「彼がプロレスラーとして活躍していたことは知っていましたし、この巌流島というイベントについても知っていましたよ。僕のコーチのひとりであるアンドレ・ジダが巌流島で戦ったことがありますし、それから彼の歴史については実はちょっとだけ知っていることがある、というのは、自分のマネジャーがリョート・マチダもマネジメントしていて、マチダはアントニオ猪木さんと関係がありましたよね。だから、ちょっとだけ彼のパーソナリティーを知ってはいて。だから彼の追悼興行に出場することを、とても光栄に思っています」などと語った。