磯村勇斗「韓国語を勉強する」出演希望にパク・チャヌク監督「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのも」
映画『別れる決心』ジャパンプレミアが26日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と特別ゲストに磯村勇斗、解説ゲストに古家正亨が登壇。パク監督が日本での映画制作に意欲を見せた。
カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞、本年度のアカデミー賞韓国代表作となり期待を寄せられる話題作。出演は『殺人の追憶』のパク・ヘイルと、アン・リー監督作『ラスト、コーション』のタン・ウェイ。
この日は、特別ゲストとして俳優の磯村勇斗も登場。磯村は「僕が10代のとき、まだ俳優を志して間もないとき“復讐三部作”の『オールド・ボーイ』と出会って、こういう映画に出られる俳優になりたいと思ったくらい衝撃を受けました」と明かし、あこがれのパク監督との対面に大感激。
本年度のカンヌ国際映画祭《ある視点》部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を受けるという快挙を遂げた『PLAN75』で、カンヌ国際映画祭に参加しながらも、現地でパク監督と会えなかったという磯村に、パク監督は「とても重要な受賞おめでとう」と祝福しつつ「今日こうしてお会いできてうれしいです。今後、磯村さんは大俳優になって簡単には挨拶できなくなると思うので」。あこがれのパク監督からの言葉に磯村は「そんなこと言われたら…頑張るしかないですね(笑)」とはにかみつつ意気込み。
司会からパク監督作に出演したいかと聞かれると磯村は「出られるものなら出たいですよ。そのために韓国語を頑張って勉強しようと思う」。するとパク監督が「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのもありかもしれませんね」と返し、会場のファンを沸かせていた。
映画『別れる決心』は2023年2月17日より公開。