高野之夫区長「豊島区新年の集い」でメッセージ「価値あるまち『池袋』をつくりたい」
区制90周年を迎えた豊島区が主催する「令和5年豊島区新年の集い」が5日、豊島区立芸術文化劇場にて約1200人の区民を招いて開催された。
「令和5年豊島区新年の集い」で未来の都市像を語った高野之夫区長(後方、左)
冒頭で新年の幕開けにふさわしいおめでたい演目として、狂言師の野村万蔵氏、野村万之丞氏、野村拳之介氏、野村眞之介氏による狂言「三本柱」を上演。
続いて新型コロナウイルスに感染し、欠席した高野之夫区長に代わり、齊藤雅人副区長がメッセージを代読した。
高野区長はメッセージの中で、区制施行90周年を迎えてさまざまな記念事業が行なわれたことに触れ、現在郷土資料館で開催中の「豊島区大博覧会」(~3月26日)をはじめ、区内の4つの公園に設置された平和を願うシンボル、「池袋第一小学校」「池袋駅北口公衆トイレ・ウイトピア」「トキワ荘通り昭和レトロ館」「こども未来国連会議」「SDGsフェスティバル」、2月に開設される区立「児童相談所」などを紹介。
自身が進めてきた「国際アート・カルチャー都市構想」などの取り組みにより、豊島区長として文化庁の文化審議会文化政策部会の委員に選出され、豊島区が1月2日発行『日経グローカル』において「第3回 SDGs先進度調査」9位、『日経xwoman』および日本経済新聞社の2022年版「共働き子育てしやすい街ランキング」1位を獲得したことを発表した。