王者・谷口将隆がまさかの2RTKO負けで王座陥落【3150FIGHT】

ジェルサェムの左ストレートが谷口を襲う(©︎3150FIGHT)

「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)のメインイベントで行われた「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」で王者・谷口将隆(ワタナベ)がメルビン・ジェルサェム(フィリピン)を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、2RでTKO負けを喫し、王座から陥落した。

 1R、サウスポーの谷口とオーソのジェルサェム。谷口が中央を取って圧をかけていく。探り合いの中でもともにパンチを出し合う。谷口が詰めて左ストレートをクリーンヒットさせれば、ジェルサェムも右ボディーを返す。谷口が詰めたところにジェルサェムの左フック。

 2R、谷口は右ボディーストレート、右ジャブと右を上下に打ち分ける。ジェルサェムのパンチをいつものようにかわしていた谷口だったが、ジェルサェムが左ジャブから右ストレートを打ち抜くと、これで谷口がダウン。すぐに立ち上がった谷口だったが足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。