三代目JSB 山下健二郎、理想の最後は「キャスティングしたまま湖のもくずに」〈釣りフェスティバル 2023〉
山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS、以下三代目JSB)が21日、パシフィコ横浜で開催中の「釣りフェスティバル 2023」に登場し、InstagramなどSNSで活躍するつり師の秋丸美帆とスペシャルトークショー「My Fishing Style~釣りの楽しみ方は無限大~」を行い、とめどない釣りへの愛を語った。
イベントでは、それぞれの釣りを始めたきっかけや、互いのフィッシングスタイルなどについてトーク。釣り人たちを喜ばせるトピックで話す中で、山下、秋丸それぞれの最近思い出に残っている釣りの話題になると客席がぐっと前のめりに。
山下は、昨年石垣島で自身の釣り人生の目標だったGT(Giant trevally、グレート・トレバリー)を初めて釣り上げたこと。昨年『釣りビジョン』の企画で石垣島に3日間釣行、最終日にギリギリのタイミングで釣り上げたそうで、「泣きました」と山下。「GTのなかでは小ぶりな方なんですけど、GTを釣ったということがうれしかった。GTにはロマンがあるんですよね。今年もスケジュールが許せば行きたい」。トークショーでは、いかにファーストGTを釣り上げたのか、釣り上げた日を記録した実際に使用したルアーも披露しながら、熱っぽく語った。
一方、秋丸はちょうど1年ぐらい前にコブダイを釣ったことだそう。自身のYouTubeチャンネルの企画のひとつ、スーパーで売っているものをエサにして釣るシリーズで、イオンで買ったエビを使い、堤防で、15キロのコブダイを釣り上げたという。
今後、やってみたい釣りについては、やはり山下はGT。GTで有名なインドネシアのコモド島に行って釣りたいという。「コモド島は、GTが数上がるらしいんです。GTが数上がるということがまずないので、それをちょっと味わってみたい。コモド島に行ってGT爆釣した!みたいな、GTの数釣り(数をたくさん釣ること)をしたいなと思います。大きいのも小ぶりのやつもいるらしいので、いろんな重さを体験したい」。
また、ブラックバスで有名なメキシコを再訪したいそうで、狙いは「ピカチョスっていう湖」だそう。「エルサルトには2回行ったことがあって本当に釣れるし面白かったんですよね。ピカチョスは今どんどん魚が育ってて、魚がすれてないし、パラダイス。日本でバス釣りは年々難しくなっているので、メキシコでバカスカ釣りたい」と、言い放った。
秋丸は石鯛だという。
改めて、釣りの魅力を聞かれた山下は「何も考えずに理由なく楽しいっていうのをずっと味わえるし、年齢関係なく生涯楽しめるアクティビティというのがひとつの魅力。日本は島国で全国いろんな海があって、湖にあって、川があって、北から南まで魚種も変わる。全国を旅してたら違う魚が釣れるって、こんな素晴らしい国ないです。また、世界の魚を釣ってみたいなって海外で釣ったりしたんですけど、世界中で釣り方が違うしタックルとかも違うし、アメリカのルアーとか見るだけでも楽しくて……ずっと遊べるアクティビティだなって」
その流れで「日本の釣具って世界一すごいと思う」と山下。「日本人って手先が器用で繊細でいいものを作る、職人肌なんで。海外に行くと日本のルアーをくれって言われて、いろいろ配ると、こんなきれいなルアーは見たことがないって喜ばれたりします」と話すと、秋丸も同意した。