愛馬ヨモちゃんが育てたビッグないちご 〈友香の素。vol.355〉
皆さん、こんにちは。3月に入りましたが、いかがお過ごしですか? もう春はそこまで来ていると思うと、なんだか嬉しくなりますネ。
そんな季節のお楽しみといえば、いちご! 真っ赤で、凄く大きないちごでしょ? この時期しか採れないビックサイズのいちごなんです。このいちごは、なんと愛馬ヨモちゃんがいる「エバーグリーンホースガーデン」の馬達が育ててるんですよ!っと言うと「ん?? 育ててるってどういうこと?」っと思われるかもしれませんが、実はヨモちゃん達、馬の馬ふんを堆肥として使った土で、このいちごは育ってるんです。
馬50頭程の馬ふんになると毎日凄い量になりますが、その馬ふんを野菜農家さんや、いちご農家さんに引き取っていただいています。馬は腸が長い為、お腹が痛くなったりすると、命に関わる事態になりかねません。なので毎日腸が動いて、ふんをしてくれることが大切で、ひとつの健康バロメーターなんです。因みに、ふんのことはボロといいます。ヨモちゃんのボロを汚いとか思ったりすることはありません。「あぁ、ヨモちゃん、ボロしたねぇ、良かった!!」です(笑)。そんなボロ=馬ふんが堆肥となってできるビッグサイズいちご、今年も早速いただきました! 大きいから味は?っとお思いかもしれませんが、大丈夫。めちゃくちゃ甘いんです。
馬ふんはいちご農家さんに運ばれてすぐにそのままでは使いません。3年程寝かせたあと、晴れて堆肥デビューできるんです。馬ふん堆肥は、馬が食べてるものが草なので繊維質が多く、土壌改良に優れていているそう。バラにも凄く効くみたい。私もハーブガーデンで、馬ふん堆肥を使っていますが、成長が良い気がしています。去年はレモングラスやレモンバーム、ステビアなどで淹れたハーブティーを楽しみました。本当にありがとうです。
馬は人に乗馬やお世話などの触れ合いを通じ、心に沢山の栄養をくれます。そんな大切な存在であるヨモちゃん、そして「エバーグリーンホースガーデン」の馬たちの馬ふん堆肥で育ったいちごやハーブの味は心身に沁みます。凄いパワーを本当にいつもありがとう!!