エッフェル塔設計者子孫の子どもたちは日本語ペラペラ!「東京タワーに登ったことあります」
映画『エッフェル塔~創造者の愛~』のイベントが東京タワーにて行われ、ゲストとして女優・寺島しのぶ、その長男で歌舞伎役者の寺嶋眞秀、エッフェル塔を建築したギュスターヴ・エッフェルの子孫一家が登場。東京タワーとのコラボレーションを楽しんだ。
実在する設計士ギュスターヴ・エッフェルのエッフェル塔完成への挑戦と、ある女性への秘められた想いを、主演にフランスを代表する俳優ロマン・デュリスを迎えて描く感動作。
エッフェル塔の設計士ギュスターヴ・エッフェルの6代目の子孫となるイエットマンエッフェル・サバン氏は日本人妻の由紀子夫人と2人の息子たちとともに登壇。
サバン氏は「私はエッフェルの“曾曾曾孫”にあたります。実は私の祖母が11歳のときまでギュスターヴは生きていました」と明かし「今年はギュスターヴが没して100年という特別な年。そんな年に日本の皆さんに見てもらえるのは光栄です」とあいさつ。
サバン氏と由紀子夫人の2人の息子たちは日本語で受け答え。次男アシルくんは「東京タワーには登ったことがあります。すごいと思いましたし、エッフェル塔と色が違くってびっくりしました」、アリオンくんも「僕も登ったことがあるんですけど、エッフェル塔より大きいのに細いなと感じました」といろいろな違いを発見した様子。
この日は、映画とのコラボを記念して東京タワーを限定カラーでライティング。スペシャルアンバサダーとして登壇した寺島しのぶと寺嶋眞秀もコラボライティングに大感激。
サバン氏は「私は普段からエッフェル塔と東京タワーは姉妹のようなものだと思っていましたが、トリコロールカラーになった東京タワーを見て、ますます結びつきを感じました」。寺嶋眞秀とともに、点灯スイッチを押す役目を担ったアシルくんは「最初こっちのほう見てたので何が変わったか分からなかったんですけど(笑)」と笑いをさそいつつ「上を見たら東京タワーの色が変わったと思ってびっくりしました」。同じくアリオンくんも「赤だけじゃなく、青と白も足されてとても美しいと思います」と笑顔を見せ、由紀子夫人は「子どもたちが無事にお役目を果たせて安心しております(笑)」と安どの表情。日仏混成の家族たちが、2つのタワーをつなぐライティングを笑顔で見守っていた。
映画『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日より公開。