実務者や経験者が高校生に説く。アントレプレナーシップを身に着けるために必要なものは何か?
早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 統括所長の柴山知也氏(撮影・三田春樹)
「高校生アントレプレナーシップ シンポジウム」開催
アントレプレナーシップを身に付けた人材育成を目指すことを目標にした「高校生アントレプレナーシップ シンポジウム」(主催:早稲田大学アントレプレナーシップセンター、W-EDGEユース・イノベーター(WEYI)育成プログラム)が3月17日、都内で開催された。
この日は2部制で行われ、第1部ではアントレプレナーシップ教育に関わっている実務者や有識者、若いころからアントレプレナーとして活動している起業家を登壇者に招いてのパネルディスカッション。第2部では出雲充氏(文部科学省 起業家教育推進大使/日本経済団体連合会 審議員会副議長 スタートアップ委員長/株式会社ユーグレナ 代表取締役社長)の基調講演の後、ワークショップが行われた。
冒頭、早稲田大学 リサーチイノベーションセンター 統括所長の柴山知也氏が「早稲田大学では高校生以前のアントレプレナーシップ人材育成の取り組みも開始している。本日のイベントを皮切りにさまざまなプログラムとイベントを消化していきたいと考えている。今回はそのキックオフとなる。これから登壇される方々のさまざまな話を参考に、多くの高校生が刺激を受けて起業家精神とはなんなのか、アントレプレナーシップとは何かということを改めて考え始めてもらえれば」などと挨拶。続いては坂本修一内閣官房内閣審議官が「未来社会の設計とアントレプレナーシップ」というテーマをまじえ挨拶した。