新潟国際アニメ映画祭「大川=蕗谷賞」は『鬼滅』『呪術廻戦』スタッフが受賞 その狙いは?
新潟県新潟市中心部で17日、「新潟国際アニメーション映画祭」がスタートした。世界初の40分以上の長編アニメーションだけを対象とした商業作品のコンペティションが設けられたのが特徴だ。
17日からスタートした「新潟国際アニメーション映画祭」
映画祭の目玉のひとつが「大川=蕗谷(ふきや)賞」だ。これは日本初の本格的なアニメ制作会社「東映動画スタジオ(現・東映アニメーション)」を立ち上げた大川博と、東映動画が制作した日本初の長編カラーアニメ「白蛇伝」の監督を務めた蕗谷虹児(ふきやこうじ)の両氏が新潟出身であることから名付けられ、技術職を担うスタッフやスタジオをたたえるために創設されたものだ。その記念すべき第1回「大川=蕗谷賞」の授賞式が、新潟市民プラザで行われた。
映画祭前に受賞者が決定した「大川=蕗谷賞」は、今回「総作画監督」「美術監督」「CGアニメーション」「撮影監督」「アニメーション制作スタジオ」が表彰され、映画祭初日に授賞式が行われた。