自慢のご当地食材でどんぶりを!「全国首長丼プロジェクト」第一弾は肉厚黒毛和牛の「熊本ぎゅうぎゅう丼」
「全国首長丼(くびちょうどん)プロジェクト」記者発表会が23日、都内にて行われ、蒲島郁夫熊本県知事らが登壇。くまモンも駆け付け、熊本県産食材を使ったどんぶりが披露された。
近年の物価高騰等を受けて改めて注目が集まる「国産の食材・米」 を起点に、日本の食材の魅力を発信するプロジェクト。それぞれの地域を愛する自治体の「首長」と「地域が誇る自慢の“お米”と“食材”を発掘し、地域への愛情が詰まった丼メニューを提案していく。
冒頭、ヤンマーマルシェ株式会社代表取締役社長の山岡照幸氏は「今後首長丼プロジェクトを通じて各地の魅力的な食材を紹介したいという方に向けた窓口も用意しました」と全国から丼ぶりにしたい自慢の食材を募集したいと語り、プロジェクト第一弾に参画した熊本県の蒲島郁夫知事も「産地としての熊本の魅力が全国に発信されることを期待します」とプロジェクトに期待を寄せた。
この日、発表された第一弾「熊本ぎゅうぎゅう丼」は、美しい霜降りと柔らかくとろけるような味わいが特徴の「くまもと黒毛和牛」と、美しいツヤと粘り、味わいが特徴のブランド米「くまさんの輝き」、水にさらさずに生でサラダとしても楽しめる玉ねぎ「サラたまちゃん」を使ったどんぶり。熊本県知事、くまモン、小山薫堂氏がプロデュースし、「YANMAR MARCHÉ TOKYO」内レストラン「ASTERISCO」オーナーシェフの奥野義幸氏がレシピを監修した。
実食した知事は「まず見た目が美しい。(肉も)とても柔らかくておいしい。米もモチモチで、お米も肉も輝いています。お肉の厚みも食感が良いですね」と大満足の様子。「第一弾の首長丼がおいしくなかったらどうしようと思いましたがそんな心配は全くなかった。肉の厚み、焼き具合、米もとても合うと思います」。奥野シェフも「今回は食材、調味料もすべて熊本県産なので、本当に熊本がギュッと詰まったどんぶりになっています」と胸を張った。
「熊本ぎゅうぎゅう丼」は八重洲「YANMAR TOKYO」2Fの「YANMAR MARCHÉ TOKYO」内レストラン「ASTERISCO」にて24日から2週間限定で販売。同じくYANMAR TOKYO内のショップ「TOCHI-DOCHI(トチドチ)」にて熊本ショールーミングストア物産展を23日から開催。地下1階の 「海苔弁八重八(ノリベンヤエハチ)」では23日から熊本県産の食材を使った限定海苔弁当「羽釜海苔弁くまの重」を販売する。