明治神宮外苑に初夏の訪れ『森のビアガーデン』オープン 今年で38回目
大型連休のスタートを控え、ビール好きたちに初夏の訪れを知らせるビアガーデンが続々今年の営業をスタートする。
18日、明治神宮外苑の『森のビアガーデン』がオープン。1984年に始まった都内でも人気のビアガーデンのひとつだ。3年ぶりに営業をした昨年は期間中10万を超える人が来場、今年は約1000席と座席数も増えることから14万人の来場を見込んでいるという。
会場で飲める生ビールはキリンビールの「キリン一番搾り」「キリン一番搾りプレミアム」「キリンラガー」「ハイネケン」「ブラウマイスター」「キリン一番搾り(黒生)」「ハートランド」の全7種のラインアップで、今年登場する新しいビールサーバーで提供する。
ビールサーバーは、プレハブ型の冷蔵庫で、樽ごと冷やせるもの。大きなビールサーバーの前面と背面にそれぞれ8のタップを設置し、来場者は冷たいまま飲み続けられる「魔法のジョッキ」にお好みのビールを自分で注いで楽しむ。タップハンドルを引いてお好みのビールを注ぎ、良きタイミングで押して泡を調整する。上手に注いで悦に入るのもよし、少しあふれてもまた楽しいビール体験ができそうだ。
魔法のジョッキになみなみと注いで……
フードはバーベキューの食べ放題。肉は、牛カルビ、豚バラ(いずれもアメリカ産)と味付けラム(オーストラリア産)、食べ応えのあるロングソーセージ。ソースは、BBQかジンジャーの二種。野菜の盛り合わせ、3種のソースから選べる焼きそばなどの用意もある。
『森のビアガーデン』は、ビアガーデンの主役であるビールをよりおいしく、そして楽しく味わうことにポイントが置かれている印象。自分で注ぐ体験はもちろん、並んだタップを端から飲んで飲み比べをするのも楽しい。いつもの一杯のおいしさを再確認したり、新たに発見する経験も。
また、仲間や友達と楽しくわいわいとやりながら、自分が思う肉料理にあうビールというような裏テーマを掲げてジョッキを空にするといった楽しみ方をしても面白いかもしれない。
ビールの他にも、アルコール類は、ハイボールが3種、レモンサワー、ワイン、スミノフレモネード、氷結レモン、氷結無糖レモンなどがあり、いろいろなシロップや割り材で自分好みの飲み方を楽しめるスタイルだ。ソフトドリンクもある。
明治神宮外苑の森や、風に揺れる木々の音を聞きながら、多くの人に愛されてきたビアガーデンで乾杯する。東京ならではのビアガーデンを味わってみては? 公式サイトや電話で予約もできる。