EXILE、GENERATIONS、LIL LEAGUEが広島で平和をつなぐライブパフォーマンス #HIROSHIMAミライバトン リポート

 

 最先端のエンタテインメントと音楽ライブを融合した平和の祭典『#HIROSHIMAミライバトン』が4日、広島のエディオンスタジアム広島で開催された。まもなくスタートするG7広島サミット(19〜21日)に先駆けて行われたイベントで、EXILE、GENERATIONS、LIL LEAGUEなど総勢17名のLDH JAPANに所属するアーティストが出演し、スペシャルライブショーを行った。ステージでは、EXILE ATSUSHIが作詞を手掛けたG7広島サミットの応援ソング「Reason」などが披露され、音楽の力で未来に平和をつなぐ熱いパフォーマンスを、1万5000人が見守った。本記事はそのオフィシャルリポート。

 この日参加したのはまずEXILEからAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHI。GENERATIONSから、EXILEも兼任する白濱亜嵐と関口メンディー、そして小森隼、佐野玲於、中務裕太。また、LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』で今年1月にメジャーデビューした6人組 LIL LEAGUEもスペシャルパフォーマーとして登場した。

「EXILE TRIBEです! 盛り上がっていきましょう!」というTAKAHIROの晴れやかな第一声をきっかけにライブがスタート。東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティソングとして2011年にリリースされた「Rising Sun」で幕開け。日本中をポジティブなエネルギーで包み込んできた楽曲で、音楽で平和を願うこの祭典の幕開けに相応しい1曲であり、スタジアムを贅沢に使った躍動感たっぷりのパフォーマンスは胸が熱くなるほど感動的な光景。キッズダンサーたちの笑顔、アーティストたちの熱いパフォーマンスにスタンドからも大歓声が湧き起こった。

ドローンショーも

 

 そこから曲は「I Wish For You」へ。〈幸せを願う事こそが愛〉〈望むのなら叶うまでDo it all〉など、力強いメッセージが心に響く。今回のイベントは目の前で繰り広げられるパフォーマンスだけではなく、飛び回るドローンがスクリーンに迫力の映像を映し出していて、楽曲の世界観をより壮大な視点からも楽しむことができた。


「いつもありがとう! もっともっと最高な夜を、心を一つに!」とTAKAHIROが、客席に向かって笑顔で呼びかけた後、3曲目は<記憶に残る あの瞬間も/乗り越えてきた 今だから/さらに強くそう強く 信じられる>という歌詞が印象的な「VICTORY」。繰り返される〈Hallelujah〉のフレーズが、オーディエンスの祈りを乗せ、天高く舞い上がっていくようだった。エネルギッシュなダンスで客席を魅了し、優しく力強い歌声が広島の夜を包み込んでいく。スケールの大きさとストーリーを感じさせる照明も素晴らしく、ミュージカルの1シーンのように見応えのあるステージだった。

 

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