現役女子高生ファイターMARIAがピーター・アーツの長女に判定勝ち。高校生のうちに王座獲得が目標【KICKBOXING WORLD CUP】

1R開始から猛攻を仕掛けたMARIA(右)(撮影・三田春樹)

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)で現役女子高生ファイター、17歳のMARIA(PCK大崎TeamRing)がピーター・アーツの長女モンタナ・アーツ(オランダ/ピーター・アーツDNA)に3-0の判定勝ちを収めた。

 MARIAは16歳でプロデビューし、ここまで6戦4勝1敗1分の戦績。4連勝後、今年1月の韓国での試合でプロ初黒星。前戦となった3月の試合ではミネルヴァ スーパーバンタム級王者の浅井春香に挑戦するも0-1のドローで王座奪取はならず。しかし1人が28-30でMARIAに1票入れていた。現在ミネルヴァではスーパーバンタム級の1位にランキングされている。

 1R、いきなりMARIAが圧をかけて左ハイからパンチを連打。MARIAはミドルからパンチを連打していく。MARIAの右ストレートにアーツのアゴが上がる。前に出るMARIAにアーツが左ストレート。MARIAは前蹴りから右ストレートをヒット。

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