ホテル椿山荘東京に絶景出現!初夏の風物詩「ほたるの夕べ」&2倍の霧の「超雲海」
文京区の「ホテル椿山荘東京」のホテル内庭園にて、初夏の風物詩である幻想的な蛍の飛翔「ほたるの夕べ」が行われている。
「ホテル椿山荘東京」にて7月3日からスタートする夏の特別演出「超雲海」
「ホテル椿山荘東京」では、1954年から創業者の小川栄一により「ほたる鑑賞の夕べ」がスタート。2000年からは専門家の指導の元、庭園内を流れる湧水の水質・水量の改善や、産卵から終齢幼虫までの人工飼育を行うなど、ゲンジボタルが産卵から飛翔まで生息できる環境作りに取り組んでいる。
自然界ではおよそ1%といわれる蛍の羽化率だが、人工飼育下ではおよそ30%の羽化率が実現していると考えられ、庭園内で羽化するゲンジボタルは延べ約8000匹程度。6月下旬から7月上旬に放流する飼育施設で羽化した成虫を含めると約1万匹、ピーク時には1日約500~600匹の出現が推測される。
庭園内で羽化した蛍は、6月中旬頃まで「ほたる沢」「古香井」および水車周辺で、6月下旬から7月上旬には成長時期を遅らせて飼育した蛍をビオトープ(生物空間)で楽しめる。