過去の恋が吹っ切れていないだけなのに。止まらない涙の理由 〈アラサー女子と考えるラブ トランジット第3話〜4話〉【ネタばれあり】
Prime Videoで配信中の新作恋愛リアリティ番組、Amazon Original『ラブ トランジット』。かつて恋人だった5組の元カップルたちが、約1カ月間のホカンス(「ホテル」と「バカンス」をかけたの造語)を通し、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る。序盤から、この番組の見どころは「元恋人と新しい恋との泥沼関係」ではなく「元恋人との間にある人間ドラマと、もどかしい想い」であることが分かった。第3〜4話のあらすじとともに、独身アラサー男女がその見どころを語り合う。
語り手は、筆者である30歳のフリーライター女子(A)と、31歳の既婚サラリーマン男子(B)。恋愛で辛酸をなめてきた都会を生きる男女が、青く柔い恋模を考察しながら酒を酌み交わしたところ、今回も未練が残るメンバー共々、いち視聴者である筆者たちも涙が止まらない展開に。
ライバルである同性メンバーにもまっすぐなこうへい。想いは伝わるか
全員の年齢が一斉に公開された第3話。ありさときょうへいが23歳、あみとルカが24歳、こうへいが25歳、よしひととマイが26歳、ダイキが27歳だった。第1話で注目されたえりは28歳、マサシは36歳だった。
A:えりが28歳なのはリアルだったな。悩める世代だし、過去の恋愛も含めて、色々人生を精算したくなる年頃なんだよね。
B:マサシとは8個も年の差があるのに、それでも未練があるのがえりなのもリアル。年齢で考えたら、マサシの方が色々焦るはずなのに……結婚願望の有無で揉めてる可能性もあるかも。
A:ここであみがマサシを指名したら、えりまた泣いちゃいそうだなあ。メンバーの前で、未練の涙を何度も見せるのはキツイだろうなあ。