地面に近い子どもの高さの気温は大人より7℃高い!「こども気温」を知って熱中症対策の第一歩!

子どもの高さの気温は大人より7℃高い

 新型コロナの感染症状の位置付けが5類に移行したことにより、外出のハードルが下がり、各地域でのイベント再開など屋外行動に意識が向くようになった。子どもにとっては、これまで我慢していた外遊びや海やプール等へのお出かけを存分に楽しめる機会がやってきたため、今年の夏は親子での外出頻度が増えそうだ。

 ただ、楽しい夏の外遊びには忘れてはならないのが、熱中症の危険性だ。ウェザーニュースによる今年の夏の暑さ見通しでは「7~9月の平均気温は全国的に平年より高い」そうだ。つまり、本格的な夏に向けて、親子ともに、熱中症には十分な注意が必要になってくる。

「子どもは大人よりも、熱中症リスクが高い」ということを、皆さんはご存知だろうか。もともと子どもは、体温調節機能が十分発達していないため、うまく汗をかけず、体内にこもった熱を効率的に外に逃がすことができない。また、全身に占める水分の割合が大人よりも高く、体重に対する体表面積も大人より広いため、気温の影響を受けやすいのだ。そして何よりも、子どもは大人よりも身長が低いため、地面からの距離が近く照り返しの影響を受けやすい。

 サントリー食品インターナショナル(株)と気象専門会社の(株)ウェザーマップの共同検証実験によると、屋外では地面の照り返しの影響の差などにより、大人の胸の高さでは気温31.1℃であっても、子どもの胸の高さでは気温38.2℃となり、その気温差は7℃程度となる場合があることがわかった。さらに、マネキンによるサーモグラフィー画像を見ると、それぞれの表面温度差からも、子どもの暑熱環境のリスクの大きさは一目瞭然だ。

 ※大人(高さ170㎝)と子ども(高さ120㎝)のマネキンを横並びにし、屋外にて地面の 照り返しによる気温差と表面温度差を、黒球式熱中症指数計と赤外線サーモグラフィーにて計測。 ※指数計は、それぞれの胸の高さ(大人:150㎝、子ども80㎝)に設置し計測

 サントリーは、「GREEN DA・KA・RA」ブランドの熱中症対策啓発活動の一環として、この子ども特有の暑熱環境を「こども気温」と称し、「こども気温」をキーワードに熱中症対策啓発活動を行なう。同社はこれまでにも、「GREEN DA・KA・RA」を通じ、環境省や熱中症予防声かけプロジェクトと連動した熱中症対策の啓発活動や、全国の小学校を対象にした熱中症対策授業やサンプリング、啓発冊子の配布など、2012年発売時から積極的に取り組みを広げているが、7月13〜16日までの期間限定で『「GREEN DA・KA・RA」の「こども気温 お知らせ自販機」』をオリナス錦糸町(東京都墨田区)に設置し、「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」を無料配布するなど、道行く人への「こども気温」への気づきと、夏場の水分補給を促す。

「GREEN DA・KA・RA」の「こども気温 お知らせ自販機」

 上記イベントのほか、同ブランドのTVCMにも出演する、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘を起用した「こども気温」啓発WEB動画も制作し、サントリー公式YouTubeチャンネルで発信する。

「GREEN DA・KA・RA」は、大人から子どもまで安心して飲むことができる、心とカラダにやさしい水分補給飲料ブランドだ。熱中症対策もできる中味設計の「GREEN DA・KA・RA」と毎日の水分補給におすすめの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」。この夏は「こども気温」に注意しながら子どもに声掛けしていくことで、親子で楽しく元気に乗り切ってほしい。

▼「こども気温」公式サイトURL
https://www.suntory.co.jp/softdrink/greendakara/topics/heatstroke/