「ラブライブ!」Aqours逢田梨香子と降幡愛、好きな沼津グルメは「のっぽパン」
静岡県沼津市を舞台にしたアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』。2016年と17年にTOKYO MXなどで放送されて以降、7年が経った今でも多くのファンが沼津を訪れ、移住した人も100人以上に及ぶとされる。地域との密接な関係が続いており、アニメを活用した地方創生の代表的な例とされている。
この7月に市制100周年を迎えた沼津市では、今年に入ってから街を挙げて市制100周年が打ち出されており、『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクターたちや、作中に登場するスクールアイドルグループで、現実の音楽グループとしても活動する「Aqours(アクア)」のメンバーが積極的に活用されている。
7月7日(金)から9日(日)にかけ、沼津駅北口のイベントホール「キラメッセぬまづ」で市制100周年記念イベントを実施。8日(土)には『ラブライブ!サンシャイン!!』の桜内梨子役の逢田梨香子と、黒澤ルビィ役の降幡愛がステージに登壇。沼津市の頼重秀一市長とのトークイベントなどが開かれ、ステージには約2000人の観客が集まった。
まずイベントでは、「燦々(さんさん)ぬまづ大使」の認証式が行われた。これは沼津にゆかりのある各界の著名人を対象としたもので、2017年度以降はAqoursが毎年就任している。今年度も引き続き就任した形で、Aqoursのメンバーを代表して逢田が認証状を受け取った。
4期連続での就任となったことに逢田は「責任感もすごくあるが、Aqoursも沼津の皆さんの一部になれているのかなといううれしさが本当に大きいです」と話した。頼重市長も「(Aqoursは)欠くことができない存在。『ラブライブ!サンシャイン!!』と共にある沼津市といっても過言ではない」とその存在の大きさを語った。
『ラブライブ!』をきっかけにした沼津への移住者が少なくない点にも触れられ、会場に「移住した皆さん」と挙手を求めると、20人以上の手が上がった。