「としまでまなぶ夏の1日」で子どもたちが職業体験
東京都豊島区の歴史的建造物「自由学園明日館」にて7月30日、子どもたちが楽しみながら地域の事業や防災などについて学ぶイベント『としまでまなぶ夏の1日』が開催された。昨年、豊島区制90周年を記念して第1回目が催されたこのイベントは、今年も多くの子どもたちや保護者にとって夏休みの有意義な学びの場となった。
会場は築100年を超える重要文化財(写真は西武池袋店の包装体験の様子、撮影:上岸卓史)
このイベントは、子どもたちに仕事体験や防災学習の機会を提供し、さらにSDGsの取り組みについて楽しみながら学べる場として、主催は自由学園明日館、豊島区が共催して行われた。今年は、昨年よりも3ブース増え、官民合わせて12のプースが出展。どのブースも各企業・団体の特徴を生かした趣向となっており、熱心に取り組む子どもたちの姿や、その様子を楽しそうに見守る保護者の姿が見受けられた。特に豊島区のブースでは、子どもたちが「住み続けたくなる未来の豊島区」について考える「国連を支える世界こども未来会議 in TOSHIMA」の展示が注目を集めた。