川嶋あい、羽田空港で代表曲を弾き語り「ひとりでは走り抜けられなかった」
〈ラジオ『JAPAN MOVE UP』公開収録リポート〉
今年でデビュー20周年を迎えるシンガーソングライター・川嶋あいが、7月30日に羽田空港の「メルセデス ミー 羽田エアポート」で行われたラジオ番組『JAPAN MOVE UP』(TOKYO FM、毎週土曜21時30分~)の公開収録に参加。夏らしい白のワンピースと白のサンダルに身を包み登場した川嶋は、会場に駆け付けたファンや足を止めた旅行客に向け、優しく微笑み小さくお辞儀をしながら壇上に上がった。
『JAPAN MOVE UP』公開収録で弾き語りを披露した、川嶋あい(撮影:辰根東醐)
パーソナリティー・Chigusaの開会宣言と共に収録が始まると、まずは川嶋の弾き語りが行われた。ピアノの前に座ると、川嶋の自伝映画の主題歌でもある『大丈夫だよ』、卒業ソングの定番にもなった『旅立ちの日に…』の2曲を続けざまに披露。「空港は旅立つ場所。これから旅先に向かう人、家に帰る人……そんな皆様へ、私にとっての旅立ちの歌を送ります」と、演奏前に語った川嶋。会場では、頑張る人の背中を優しく支えてくれるような歌声に目を潤わせる人たちもいた。
演奏したピアノは、世界3大ピアノのひとつである「C.BECHSTEIN」のアカデミー A.175。弾き語りを終えた川嶋は、「通常、グランドピアノは固く重いことが多いけど、このピアノは音も手触りも柔らかい。初めて触ったピアノでしたが、ふくよかな音を奏でることができて弾きやすかったです」と話した。