ともに1回戦を勝ち上がれば禁断のイラン対決。カリミアン戦は「実現すればいい試合になるのは間違いない」とサッタリ【K-1】

会見では隣り同士だったサッタリ(左)とカリミアン

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の前日会見が9月9日、都内で開催された。

 今大会では8選手の参加による「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」が開催される。

 8人中6人が初参戦という未知の強豪が勢揃いのトーナメントの中、残る2人は主催者推薦のK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)。2人は1回戦を勝ち上がれば準決勝で禁断のイラン対決が実現する。

 サッタリはこれまでカリミアンの持つK-1クルーザー級王座への挑戦を再三アピールしていたものの実現には至らず。この日の会見では「もちろんクルーザ級のタイトルをかけて試合をしたかったが、その試合がかなわないままになった。このトーナメントでお互いに勝ち上がれば戦うことになる。それが実現すれば皆さんが期待するように楽しい試合、いい試合になるのは間違いない」と語った。1回戦の相手は約24kg重いクラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)なのだが「リングに上がってしまえば、サイズは関係ない。準備をしていた人が勝つだけ。自分のスキル、能力を信じている。それは同じ。ベストを尽くして勝ちたい」と対格差を克服する自信を見せた。

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