GENERATIONS「マジ最高でした!」フェスで大トリ たまアリを跳ねさせる〈SAMRISE Festival〉
7人組ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された新しいフェスティバル「SAMRISE Festival」のフィナーレを飾った。UVERworld、WANIMAなど人気ロックバンドが会場を盛り上げきった後での登場だったが、いつも通りバンドを引き連れて、GENERATIONSならではのエンターテイメント性に富んだステージを展開。会場いっぱいのオーディエンスとともにヘッドバンギングしたり大きくジャンプして、特別な夏の思い出を作った。
定刻の午後8時。オーディエンスはMCのサッシャとの乾杯を元気いっぱいに済ませて、GENERATIONSの登場を待っていた。ステージの大型スクリーンにメンバーの姿が映し出された後、ステージの上の様子がぼんやりと浮かび上がってライブに突入。ボーカルの数原龍友のドラムがリズムを刻み、メンバーが登場すると「太陽も月も」、そしてそのまま数原のドラムで「Hard Knock Days」。さらに「チカラノカギリ」を7人で怒濤の全力パフォーマンス。GENERATIONSのファン以外にも耳なじみがあるうえに勢いのある楽曲をぶつけて、ライブへと引き込んだ。
EXILEの「 Together」のカバーを披露した後のMCでは、今年のフェスやイベント出演ではおなじみの光景となった「GENERATIONSの名前は知っているけどライブは初めて来られたという方はいますか?」と問いかける場面も。客席に少なくない数の手が挙がったのを確認すると数原はにんまり。「初めて見ますよという人が多ければ多いほどうれしいわけでございます。今年は10周年ということで原点回帰、地に足をつけて、GENERATIONSの音楽性だったり、もっと深い部分まで知ってもらおうとたくさんフェスに出ています」と、改めてメンバーを紹介した。
もう1人のボーカルの片寄涼太はフェスティバルが食事やお酒を楽しむことが軸になっていることに触れ、「いやあ、最高じゃないですか」といつも以上に盛り上がりを見せる客席を見まわした。
バラードをと歌ったのはORANGE RANGEの「花」、そして数原が「ロマンティックな曲を」と披露したのは関口メンディーのラップも聴ける「 A wish for you -キミを願う夜-」だった。